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2008年8月25日 (月)

マイネルマックス さようなら

一口愛馬だったマイネルマックス号が病死したという。14歳だった。

http://homepage3.nifty.com/starhills/keiba/02.htm
↑私にとっては忘れることのできない愛馬。

http://starhills.cocolog-nifty.com/kaedama/2008/05/post_6352.html
↑初年度産駒マイネルマキシマム号の出走のようす。

先日競馬サークルの会報向けに書いたばかりの文章があるので掲載する。

「10years」

  1998年6月7日、東京競馬場4コーナーすぎ、最後の直線に入ったあたりに僕らはいた。前日はダービー前夜祭と称してたっぷりと飲みながら語り合い、いささか疲れていたため当日の観戦メンバー10人ほどが集まったのはすでに午後だった。メンバーの多くは前週のオークス(勝ち馬エリモエクセル)では1コーナー前の芝生にレジャーシートを敷き、行列して買った生ビールを飲みながら寝転んで観戦していた。僕も金沢から2週連続でやってきたが今日は寒い。オークスのときはTシャツでよかったのにその上に長袖シャツでも肌寒いと感じる。前日の雨もあり馬場は湿っている。

 今年のダービーは純粋に競馬ファンとして楽しめるし気楽だ。と言うのも、去年は愛馬マイネルマックスが出走したため、マックスに終始したからだ。あの時も今日のメンバーが集まり、席取りなどに協力してくれた。さあ、1つ前のレース「むらさき賞」が終わった。3強といわれるスペシャルウィーク・武豊、セイウンスカイ・横山典弘、キングヘイロー・福永祐一がいったいどんなレースを見せてくれるのか。僕はスペシャルウィークが勝つと思っている。むらさき賞を勝った騎手はダービーでは来ないというジンクスから、「(マリアジュダムールで勝利した)ユタカは来ない!」と寒くても生ビールを飲みまくるマーシーは叫んでいた。

 せっかく集まったから何かゲームをしようと僕は「ダービー最下位当て」をみんなに提案した。100円ずつ出して最下位馬を指名した者が総獲りだ。最初の僕が14番人気ボールドエンペラーを指名すると「めっちゃ当てにきとるやないか」とシューヘーは呆れた。「堅いなあ、人生そのまんまやなあ」

 レースが始まった。人ごみの中、ターフビジョンまで遠くてよく見えないので実況音声が頼りだ。デビュー3年目の福永がキングヘイローに持っていかれてハナに立ってセイウンスカイが2番手の展開に場内がどよめく。ユタカは中団にいるようだ。4コーナーを回って馬が目の前をドドドと駆けていく。伸びるスペシャルウィークはいいのだが2着は何だ?ボールドエンペラー!典型的なヒモ荒れとなって馬連万馬券だ。横でシューヘーが呆然としている。なんと3着に入った15番人気ダイワスペリアーとの組み合わせを持っていたのだ。1着3着で当たりとなる馬券があればよかったのだが。最下位当てはエミコが的中となった。

 最終レースも終わり、馬券を外して疲れた顔でターフを見つめる僕にシューヘーがふと尋ねた。「10年後、サークルのみんなはどないなっとるんやろ。まだ競馬やっとるかな」。少し考え、僕は答えた。「10年後ねえ、結婚して子供がいてもみんなやってんじゃない」・・・。

 そして今、2008年。本当に10年たった。僕もみんなも状況はもちろん変わったし、競馬へのかかわり具合も薄くはなっている。しかし、みんなやってるようだ、相変わらずかつ現状のなかで。最近競馬で感激したのは、誘われて行った佐賀競馬場で一口愛馬だった馬(マイネルマキシマム)がたまたま走っていて目の前で勝ったこと。

 毎週毎週競馬は続く。勝ち負け、泣き笑いの繰り返し。僕もみんなも繰り返し続けていく。

 あれから10年も、この先10年も・・・。

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