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2007年3月14日 (水)

鹿島鉄道に乗ってきました

Dsc01114 3月9日(金) 休暇を取って福岡から鹿島鉄道に乗ってきた。廃止が決まってから、「まだ乗っていない路線だから絶対に乗りに行かせてくれ」と嫁さんにも頼んでいた。4月1日で廃止なので平日にもかかわらず駅にも車内にも沿線にもマニアだらけだった。

 朝7時20分のフライトで羽田に。モノレールと山手線で上野へ。この時間に飛行機に乗るためには自宅を6時前には出ねばならない。かなり眠い。鹿島鉄道を単に往復してもつまらないので石岡から鉾田まで乗ったら鹿島臨海鉄道の新鉾田まで歩いて抜けようと考えていた。しばらく乗っていないし、眠っていたのか記憶がほとんどない路線だからだ。

Dsc01085  上野に着くと特急のホームへ。しかし、予想以上に早く着いたために計画より早いスーパーひたちに乗れそうだ。長い編成にもかかわらず指定席も含めてほぼ満席だったのはびっくり。石岡には止まらないのでどうしようか迷ったが水戸からの鹿島臨海鉄道経由という当初と逆周りに切り替えて出発した。車中、隣席のビジネスマンは花粉症マスクをしたままずっとパソコンに向かっていた。私のすぐ後ろの席のおっさんがもの車内みんなが振り返るくらいすごく大きないびきをかいていたので終始いらいらしていた。

Dsc01086Dsc01087   水戸に着くとすぐに水戸駅前郵便局へ走り風景印で妻子にハガキを出す。水戸黄門の図案がユニークだ。
 鹿島臨海鉄道は水戸駅出発時点で席がほぼ埋まった。平日の午前中なのになかなか乗車率はいいようだ。立派な高架をひたすら走った。そして新鉾田駅に到着。何人か降りたが鉄道マニアらしき男がひとりいた。

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 新鉾田駅の改札はこんな感じ。無理やりな記念切符を売っていたのでしょうがなく買った。そして通学定期券の例に有名人を発見。鉾田一高校のコウダクミ!こういうの大好き。ちなみに鹿嶋市に原宿という地名は存在しない。新鉾田駅は鹿島鉄道鉾田駅があるから「新」なんだろうがこの先は改名しないのだろうか。プリントアウトしていた地図を見ながら鉾田駅へ歩き出した。

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 途中でアイドル不動産なんて店を見ながら昼食をとれそうな店も探しながら歩くが車ばかりで人が歩いていない。商店街らしきところも寂しいし、これでは廃止も仕方ないなあ、とこの時点で感じた。15分歩くと鉾田駅が見えてきた。ちょうど列車が発車するところだったので撮影しておく。切符を買い、駅スタンプをハガキに捺し、と一通りのことを済ませる。鉾田郵便局へ向かうが方向を間違えて時間だけを取られて戻り、駅で天ぷらうどんと名物だと書いてあるたい焼きを食べる。

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 さあ、出発だ。多くのマニアが集まっているし、折り返しの人もいる。よく見ると鉄道マニアではないが廃線と聞いてやってきたふうの中高年夫婦も何組かいる。中には地元の乗客もいるが数人だ。鉾田駅の駅長は厳格でマニアたちに愛想を振りまくことはなく、逆に最後まできっちりと鉄道員として職務を全うするという決意が「駅務室の撮影禁止」の注意書きに見て取れた。いや、廃止が決まってから急に押し寄せてきた私達への怒りだったかもしれない。

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  車内は途中もどんどん撮影が主のマニアが乗り降りした。駅や見通しのいい場所には必ず撮影者がいた。土日はものすごい数なんだろう。あと、中央のモーター部分でずっと録音していた神経質そうな中年が気持ち悪かった。昭和32年東急車輛製のディーゼルカーは床は木製、網棚は本当に網(揺れが激しく吊革が当たって音がうるさかった)とこれでもかというくらい情緒があった。

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 50分ほど揺られて終点の石岡に到着。改札で記念に切符をいただいた。石岡駅からすぐの石岡郵便局でさきほどのハガキを妻子に風景印で差し出す。最初で最後の鹿島鉄道は特徴もなく有名観光地もなく、の典型的なローカル私鉄で、だからこそ哀愁がありもったいなく感じた。廃線間際だというのにどの駅もそれなりに手入れがされていて、その昔の野上電鉄や有田鉄道ほどの悲惨さは感じなかった。それだけに残せなかったのかと残念だ。存続困難なのは数字で理解しているが心情として残したいと思う路線がある。そんなことを思いながら帰途についた。がたんごとんとロングシートで揺られていたのが特急であっという間に上野。乗り心地の違いが伝わった。

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